
皆様あけましておめでとうございます!
2010年がいよいよスタートし、25ansの記念すべきアニバーサリーイヤーとなりました。
さらにパワフルに、ラグジュアリーのあり方を提案しながら、新時代のリシェスの価値観も伝えていきたいと思います!
本年も皆様のお力添えを、どうぞよろしくお願いいたします!!
さて昨年から25ansが力を入れているチャリティ企画。
1月号ではファッション誌として初めてともいえる付録別冊「チャリティをもっと身近に感じるためのガイドブック」を作ることができました。
中でも大きく取り上げたザンビアレポートは担当にとっては生涯忘れられない経験。
その裏レポートをちょこっとお見せいたします。
最初に取材に訪れた地方都市ンドラまでは、成田→香港→ヨハネスブルグ(南アフリカ)→ンドラというトランジットを繰り返して、やっとの思いで到着。
入国早々カメラ機材が国内に持ち込めないかも!?という危機に直面し(税関がまだ整っておらず、なんとDHLが代行しているのです!)、当初午後早めに取材するはずだった村に到着したのは夕方5時。それも村の人々は朝から楽しみに待っているというからびっくり!(時計や連絡手段がないので、とりあえず約束があったらで皆朝から待つ、という風習らしい)

HIV陽性者のグロリアさんに早速取材するも、出産後に陽性だとわかり、愛娘ルアンドちゃんも感染しているという彼女の話に、今さらながら、ザンビアの直面しているエイズの問題の深さに考えさせられました。彼女は今回のメディアツアーに協力してくれているザンビア家族計画協会(PPAZ)と共に、へルスセンターでエイズの母子感染についてのレクチャーをしたり、HIV検査への参加を促しています。

女性の主な死因が妊娠・出産という悲しい事実。しかも1分に1人の割合で命を落としているのです。その現実を改善しようとしているのが、PPAZのンドラ支部長のアルバティーナさん。
今回彼女が旅の案内人となってくれました。ザンビアの保健省で働いていたキャリアを捨て、
無医村地域での出産状況の改善に奔走している肝っ玉母さん。PPAZはジョイセフと協力しながら、グロリアさんのような女性たちをヤギのつがいを提供する「ヤギさんプロジェクト」でサポートしています。

グロリアさんの親戚の暮らす一帯。共同の炊事場があり、あとは個別の寝床のある小さな家で構成されています。皆写真撮影が初めてで、撮影をとっても喜んでいました。
合言葉が「セカ!(笑って)」

次の日は村にひとつの保健センターへ。産前産後健診を受けにたくさんのベビーたちとお母さんが訪れます。薬の手前にあるのが健康カード。

ここでグロリアさんは出産を迎える妊婦さんたちに母子感染の仕組みについてレクチャー。皆保健センターに来て、出産の正しい知識を得るようになったといいます。ただHIV検査については、家族と話し合ってから受けたい、という妊婦さんがほとんどでした。4人に1人は感染しているとされているザンビアのエイズ問題。HIVの蔓延と差別を食い止めるために、私たちに何ができるのか、考えさせられました。

ザンビアの女性たちのファッションがとにかく可愛い!チタンガと呼ばれる大きな布を頭に巻いたり、スカートにしたりしてお洒落を楽しんでいます。また赤ちゃんもこれに包んで抱っこしているスタイルが主流。私も子どもが小さいときはスリングを愛用していたので、安心でいいなー思いました。

次に村で妊産婦の状況をモニタリングしている地元のお産婆さん(TBA)と彼女の訪問先を見学。臨月のお母さんが井戸の水汲みをしている姿は圧巻でした。でもお産婆さんとの話を通じて、出産に向けて準備しているので全然安心よ、とのこと。働き者の彼女たちですが、ゲームをしたり、髪を編んだりする姿も。同行してくださったヘアメイクの小澤さんも編み方を教えてもらっていました。「難しい!!」とのこと。

その村ではご飯もいただきました!ザンビアの主食であるメイズというとうもろこしの粉を練ったウシマに、フライドトマト、炒り卵などをシンプルな味付けでいただきます。素材の味のしっかりしていて美味しい!

次の日はンドラを離れ、ザンビア一の観光地リビングストーンへ。ザンベジ川のサンセットクルーズを体験!雄大な景色に感動しました。また次の日はサファリツアーに参加したり、世界遺産で三大瀑布のひとつヴィクトリアの滝を見に来ました。ザンビアではこれらの恵まれた自然をもとに観光地としての開発を試みています。

最終日は首都ルサカへ。PPAZの本部の施設の様子を見せていただいたり、PPAZをサポートしている大臣のホームパーティにお邪魔したりしました。短いツアーでしたが、まず自分が得た知識を、きちんと読者の方に伝えたい、という一心でしてきました。
そのメッセージは届いているでしょうか?
まだご覧になっていない方はぜひバックナンバーで購入できますので、チェックしてみてください!
http://www.hfm.co.jp/product/25ans/magazine
さて無学な私の質問に嫌な顔ひとつせず答えてくれたアルバティーナさん、ザンビアで心優しく迎えてくれた人々、そして今回このようなツアーのチャンスを下さったジョセイフの簡野さんと甲斐さん、ツアーの趣旨に賛同し長旅を共にしてくれたモデルの紗耶ちゃん、「人」に迫る素晴らしい写真を撮ってくれたカメラマンの岡部太郎さん、ムードメーカであり紗耶ちゃんをベストコンディションにしてくれたヘアメイクの小澤麻衣さんに心より感謝いたします。
ジョセイフ活動をチェックしよう!
1968年設立の国際協力NGO団体。
これまでに世界30カ国の開発途上国の妊産婦と新生児を守るために、国連と国際機関と連携して地域に根ざした支援活動を実施しています。
詳しくはhttp://joicfp.or.jpへ
25ans編集部 新納麻理佳